目撃者の確認

 

 

交通事故の被害に遭った場合、重要となるのが目撃者の存在です。

 
被害者は相手に対して損害賠償を請求することになりますが、過失割合によって

 

その賠償金に大きな差が生じるため、事故の状況については双方の言い分が食

 

い違うケースがよく見られます。

 
また重大な事故については刑事裁判に発展する可能性もあるため、

 

そういった際にも目撃した人の証言は重要となります。

 
交通事故が発生した場合、警察への通報や事故後の調査などに協力する義務

 

は当事者にあり、事故を目撃した第三者にはそうした義務はありません。

 
そのため、交通事故の被害に遭った場合は自分で目撃した人を確保する必要が

 

あります。

 
事故の発生から時間が経つほど目撃した人の確保は難しくなるため、事故後は

 

速やかに目撃した人がいるか確認を行います。

 
目撃した人が見つかったら、氏名や連絡先を聞き、証言をしてもらうようにお願い

 

する必要があります。

 
警察の捜査や保険会社からの聞き取りなどでは多くの時間をとられることになるた

 

め、目撃した人が見つかったとしても協力を渋られるケースもありますが、

 

協力する義務があるわけではないので、そうした場合でも丁寧にお願いをして協

 

力を取り付けるしかありません。

 
なお目撃した人へのお礼については個人の自由となりますが、

 

金品や過剰なお礼を渡してしまうと後日裁判が行われた際に証言の中立性が疑

 

われる可能性があるほか、繰り返しお礼を要求される事例なども起こっているた

 

め、お礼を申し出る際は注意する必要があります。

 

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